| [福祉国家デンマークを訪れて] デンマーク研修第2陣として、11月15日から22日までデンマークへ行ってきました。今回は高齢者センター、オーデンセ市役所、国民学校(小学校)への訪問、国民高等学校での講義、街の散策や人々との交流を通してデンマークの幸福度を体感してきました。 前回の報告でもお伝えしたように、デンマークでは国民の税負担は高いのですが、高い福祉サービスがほとんど無料で提供される、高福祉高負担の国として知られています。税負担が大きくても国民の満足度、幸福度が世界一なのは、国民の必要とするところに十分なサービスが提供され安心した生活を送ることが保障されているからではないかと感じました。 | デンマーク研修に参加された皆さんとの記念撮影です。 |
高齢者センター視察の際に撮影した写真です。 | ちょうどデンマークでは地方選挙が行われていました。 国民の政治への関心は非常に高く、投票率は90%をきることはないとのことでした。そのため、民意が行政に大きく反映され、それが満足につながるのではないかと感じました。デンマークは昔から豊な国であったわけではなく、日本のような経済大国でもありません。 ヨーロッパ強国の中にあり痩せた土地しか獲得することができませんでした。そのなかで人々が智恵を寄せ、お互いを助け合い、協力し合い、話し合いながら幸福度世界一といわれる生活を自分たちの手で作り上げていったのではないかと感じました。 また、前回の報告でもお互いの人間性を尊重し、自己決定を大事にしているとお伝えしましたが、子供には子供の人生、自分には自分の人生があるという考えが大半を占め、実際に高齢者の世帯でも、二世帯同居しているところはほとんど無いとのことでした。そういったところからも自分らしい生活が送れる幸福な生活の一端を見ることができました。 |
| デンマークにいる8日間は日本の日常にはないゆっくりとした時間を過ごすことができました。日本ではとかく外国人に道を尋ねられたりすることは敬遠されがちですが、デンマークでは道路案内板を見ていると向こうから声をかけてこられ道を教えて下さることがありました。 また、バス停で乗車したいバスをたずねた女性が、バスが来たとき運転手の方に「はるばる日本から来た方たちだから無料でのせてあげて」と声をかけられ、運転手の方も快くバスに乗せてくれるという親切に触れることもありました。 短期間では実情をしっかりと捉えることはできなかったとはおもいますが、大変有意義な研修となりました。 |
アマリエンボー宮殿にて | 国民学校(小学校)にて |
入所科4階 介護主任 古閑 智伸
入所科3階 介護副主任 中原 晋介





