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ダイバージョナルセラピー協会理事長「芹澤隆子先生」をお招きして、仁誠会勉強会を開催しました。 2010年02月 2日
seri1.JPG『ダイバージョナルセラピー』
  ・・・もっと楽しく、もっと自分らしく・・・


       講師:日本ダイバージョナルセラピー協会
           理事長 芹澤隆子先生
 今回、仁誠会勉強会の一環でダイバージョナルセラピーについての講演を初めて聞きました。大変前向きな内容で、「高齢になっても、認知症になって、終末期であってもその人らしさを失わず、楽しく生きていきましょう。
誰でも楽しく生きることは可能ですよ。」と、芹澤先生はおっしゃっていました。
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 私自身「楽しい」へのアプローチが言葉によるコミュニケーションだけに頼りがちであることに気づかされました。講演中のスライドで高齢者の表情の移り変わりがとても印象的でした。
先生が笑顔で踊ったり、楽器を弾いたり、室内をアレンジして季節感を出したり、先生自身楽しまれている様子が良く分かりました。患者さんも本当に楽しまれていました。
 特に高齢になればなるほど、人間としての尊厳が失われがちの様な気がします。
これから更に患者さんの高齢化が進みます。笑顔で楽しく、前向きな人生を歩むことが出来るように、患者さんとの関わりを共に楽しみながら、実践して行こうと思いました。

                                                    古賀靖也 ( 大津第一クリニック 技士長)

◆仁誠会教育委員会より
  勉強会に参加した職員のアンケートより一部ご紹介します。
【赤とんぼ職員】
・その人の感性を活かせる、知る事が大切だと思った。車椅子のままの生活、オムツをはめ
 た 生活、認知症だからと何もだめだできないと自分の思い込みがかなりあったことに気づ
 いた。 今できることをやってみたい 。
・とても楽しくわかりやすいお話でした。終末期であっても健康が残っているということがすば
 らしいことだと思いました。どんな小さな事でも利用者さんと楽しい時間を過ごしたいと思い
 ました。
【クリニック職員】
・今まで全く反対の事をしてきたような気がしました。病院なんだから制限があるのは当然!
 規則は守ってもらわなければ困る。誰が困るのか? 安全・安楽な看護…誰が安全・安楽
 なのか? それは看護師にとってだったように思います。禁止しないではなく、禁止する事
 がトラブルのない生活を送るための手段であると考えてしまいます。
  自分自身の看護を見直す機会となりました。また、自分自身の人生を改めて考えること
 ができました。運命だから仕方ない、環境が悪い、等々他人、まわりのせいにしたりしてい
 ました。でも、全て自分で選んだという事を改めて感じました。人生の岐路(選択)する時、
 何を基準にするのかずっと考えてきました。
 とても簡単なこと、楽しさだったのですね。生きるのが少し楽になりました。
・何も生き甲斐のない患者又は身内に接する時DTの事を思い出しながら接したいと思った。
 その際よくその人を見、理解し、強要せず、じっくり待ちながら行こうと思う。芹澤先生のよう
 にはできないと思うが、近づけるように自分も色んな人に接し、自分を磨きたい。自分が終
 末期を迎える時、こんな人に看てもらえたらいいなと感じた。 
【外部受講・ボランティアさん】
・館内の一部を家庭の一部にして差し上げることが良いことだ。何をするにも理由付けをする
 事がとても大事なことが参考になりました。1対1のコミュニケーションは心の安心だというこ
 と、認知症の方が変化していくのが良くわかりよかったです。健康な部分を引き出すとは新
 しいお葉でした。
・子供に迷惑かけないよう家では我慢している」と言われる方もおられます。「老いるとは楽し
 むこと、耐えることではない」を伝えてあげたいと思います。が、具体的にどう伝えて良いの
 か考えさせられました。精神的負担の調査にも感銘しました。私は数時間の関わりですが、
 若いスタッフの皆様の接し方に手を合わせて感謝します。
 SPレコードでジャズをかけましたら、私をリードして踊ってくださいました。又、車椅子の方も
 「私も立って踊ろうか」と言ってくださいました。ダンスの効果を改めて実感いたしました。
 これからは手を取って踊りたいと思います。でも、ボランティアの難しさを痛感いたしました。