| テーマ | 楽しみを見つけた ~カラオケ教室の果たす役割~ |
平成22年5月25日・26日
発表者 :中尾美沙
共同研究者:村上誠一、財津加代子、田尻宗誠
【はじめに】
「老いることは楽しみである」という言葉に後押しされ、当施設において一番人気の趣味の講座のカラオケに利用者の「楽しみ」があるのではないかと考え取り組み、その結果を報告する。
| 【活動紹介】 当施設では、利用者の楽しみの一つとして、午後の時間に毎日1時間通信カラオケとテレビ画面を利用し実施している。カラオケに対する利用者のニーズが高く、平成21年1月より趣味の講座の一つとして「お楽しみカラオケ会」を発足した。 |
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活動の内容は、多少違っても「カラオケが好きで、何よりの楽しみ」と思われている利用者は多く、その日だけは趣味の講座に参加したいという思いで利用を休まれることはなく、事業所としての運営にもプラスになったと思われる。
【事例紹介】
Y.S氏 女性 73歳 要介護度5
傷病名 パーキンソン リウマチ うつ病
肺炎後の廃用症候群 不安神経症
ADLランクB?1 認知症ランク自立
平成21年5月より当事業所デイケアを利用開始。当初はリウマチによる痛みと、パーキンソンによる振戦、うつ症状により他の利用者との交流も少なく、自分の殻にこもりがちであったが、カラオケが趣味であったという情報をもとにカラオケ教室への参加誘導により、痛みを忘れられる、他の利用者との馴染みの関係ができた、楽しみを思い出した、生活することに前向きになれる様になった等の効果を得る事ができた。
【考察】
全体的に口腔機能の変化、血圧の安定化、腹式発声の方法、歌唱力の向上、利用者間のコミュニケーションの構築、新しいボランティアの広がりなどの効果を見ることができた。
【まとめ】
以上の効果と共に、当施設の取り組みのダイバージョナルセラピー(=全人ケア)の展開のきっかけとなった。





