仁誠会トップページ 仁誠会クリニック黒髪ブログ

仁誠会クリニック黒髪

2018/02/07

血糖コントロールで糖尿病の合併症予防

IMG_1278.jpg仁誠会クリニック黒髪では、定期的に患者さん向けの勉強会を開催しています。
今回は1/24(水)・25(木)の二日間、『糖尿病について』と題した勉強会を開催しました。
看護師より「血糖とは?」「眼手帳の利用について」、栄養士より「血糖コントロールの方法」「体重コントロールの方法」についてお話しました。

血糖とは?まず仕組みから覚えて糖尿病の合併症予防!

1.血糖の役割
でんぷんなどの糖質(炭水化物)は、私たちの生命を維持する栄養素として最も大切なものの1つです。糖質は消化されてブドウ糖(グルコース)となり、血液中から全身の細胞に取り込まれて、主なエネルギー源として利用されます。

2.血糖値の調整の仕組み

20170205-1.png

食事をする、つまり炭水化物を摂取すると血糖値は高くなり、運動などによりブドウ糖がエネルギーとして消費されると血糖値は低くなります。健康な人の場合、血糖値はインスリン(血液中のブドウ糖を筋肉や肝臓などへ取り込み、血糖を下げる働きを持つ唯一のホルモン)やインスリンと逆の働きをもつホルモンのバランスにより、一定の範囲内にコンロールされています。そのため、食事や運動をしても血糖値が極端に変動することはないのです。

3.糖尿病による眼の病気
糖尿病の合併症は、高血糖によって血管が傷めつけられることが原因。眼の網膜には高血糖の影響を受けやすい血管が張り巡らされているため、血糖コントロールがうまくできていないと眼への合併症が出てきてしまうのです。糖尿病による視覚障害の最大の原因は「網膜症」。自覚がないまま進行し、網膜や硝子体内に出血が広がってくると視力が低下してきます。ダメージが大きいと失明にも至ることがありますが、失明しないまでも社会生活に支障をきたして障害認定を受ける方は視覚障害者の約5分の1に及ぶと言われています。このように、自覚症状として現れにくい眼の合併症は、定期的な検査を受けることで早期発見につなげることが大切です。

4.糖尿病眼手帳について

20170205-2.png

眼科を受診されたときに、眼の状態をこの手帳に記入されます。眼の合併症の診断・検査・治療に関する最新情報を内科医・眼科医が共有できるので是非持参されることをおススメします。

食事で血糖コントロールし、糖尿病の合併症を予防しよう!

看護師からの血糖についての説明の後は、管理栄養士から食事の食べ方についてお話しました。
血糖の上がり方を考慮すると、食べる順番や食事回数を意識することでより良い血糖管理に結び付けられます。

20180205-1.jpg

些細なことかもしれませんが、まず出来る範囲で始めていただけるようお話しました。
患者さんからは、『日頃ほとんど意識していなかった。好きなものから食べていた。』『食べものを変えるではなく、まずは順番を変えるといいんですね。さっそくやってみます!』など前向きな意見が聞かれました。

20180205-2.jpg

また、低カロリーのおやつなども紹介しました。『チョコレートが好きなので甘さ控えめを選んでいる。』などの声も聞かれました。カカオ純度の高いものはカリウムも高いので、食べ過ぎないようお話しました。具体的なおやつの名前も出て、皆さん熱心に聞かれていました。

20180205-3.JPG

2月の勉強会テーマは『災害対策について』です。
備蓄品のチェックや避難経路の確認など、災害が起こった時に困らない災害対策について説明します。是非ご参加ください!

20180206-1.JPG IMG_1256.jpg

看護師/松岡、管理栄養士/橋爪

Produced by Clinic KUROKAMI | AM 09:00

資料請求・お問い合わせはこちら