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歯周病(歯槽のうろう)の治療
歯周病(歯槽のうろう)の進行

歯ぐきの状態 自覚症状など
健康 p0.jpgのサムネール画像  歯ぐきが引きしまっており、色もきれいなサーモンピンク色をしてます。
歯肉炎 p1.jpg  歯ぐきが赤く腫れる程度です。歯を磨くときに出血することがありますが、自覚症状はありません。
 歯みがき等を改善すれば1週間ほどで健康な歯ぐきに回復します。
軽度
歯周病
p2.jpg  歯ぐきが赤く腫れ上がり、骨の吸収も軽度みられる状態です。歯を磨いたり硬いものを食べると出血することがあり、歯ぐきにやや深いポケットがみられます。
 治療は短期で済む場合が多いですが、再発しないための予防・メインテナンスが重要です。
中度
歯周病
p3.jpg  ポケットの炎症が慢性化し、骨の吸収が歯根の半分程度まで進んだ状態です。口臭があり、歯が浮いたような感じやぐらつく感じがします。体調の悪いときや疲れたときに腫れて痛むことがあります。
 治療には、継続的な通院と大幅な生活習慣・歯磨き習慣の改善が必要です。
重度
歯周病
p4.jpgのサムネール画像  歯を支えている骨がほとんど溶けてしまった状態です。歯根が露出し、ぐらつきがひどくなり、硬いものは噛めなくなります。歯ぐきの赤みや腫れもひどくなり、歯ぐきから血や膿が出ます。
 治療は困難で、抜歯となる可能性が高くなります。


歯周病(歯槽のうろう)の治療法

 健康保険を利用する場合、治療にはルールがあり、それに則って治療を進めていかなくてはなりません。
1.検査 歯周病の治療はまず最初に検査から始めます。
 ・レントゲンで骨の状態をチェック(必要に応じて)
 ・歯周ポケットの深さを検査
 ・ポケットからの出血をチェック
 ・歯の動揺度をチェック
 処置(スケーリング、SRP、歯周外科)の後は再検査を行い、歯ぐきの状態を調べます。ただし、再検査は一定期間を過ぎないとできません。
2.説明と指導  歯周病の治療を始めるにあたり、歯周病がどんな病気なのかをまず知ってもらう必要があります。そして、歯周病の主な原因である歯垢(プラーク)を歯ブラシや歯間ブラシを使って取り除く方法を学んでいただきます。
3.見えるところの
  歯石除去
1日に全ての歯石取りは出来ません。
歯石の付着状況にあわせて、数回に分けて行います。(最速2回)
4.歯ぐきの中の
  歯石除去
進行した歯周病の場合、深い歯周ポケットが存在し、プラークや歯石が入り込んでいることがあります。このような場合、汚染された歯の根面をきれいにする必要があります。この処置をSRPと言います。
*1日で行えるSRPはおおむね2〜3本です。
5.歯周外科 重度の歯周病や歯の根の形態に問題がある場合などには、歯周外科を行いクリーニングをし、メインテナンスしやすい環境にすることが必要となることがあります。
6.メインテナンス  歯周病は治療が終っても、後のケアをしていかなければ、再発してしまうことがあります。特に比較的進行した歯周病であるときには、最終検査の結果、病状が安定していると判定された場合に、それを維持するためにメインテナンスを行っていく必要があります。
 メインテナンスには大きく分けて、ご家庭で行うセルフケアと歯科医院で行うプロフェッショナルケアがあります。歯科医院で行うメインテナンスは、症状や清掃状態によって異なりますので歯科医師にご相談ください。


歯周病(歯槽のうろう)の予防法

歯周病(歯槽のうろう)の予防には、歯と歯ぐきの境目の歯みがきが重要です。

p-care.jpg  歯と歯ぐきの境目に、歯ブラシを斜めに当て、やさしく細かく動かして磨きます。歯ブラシの毛先を軽く歯の1本1本、表側・裏側のポケットの中に入れて、振動させるようなイメージで磨いてください。
sikan.jpg  歯ブラシだけでは全体の60%程度の歯垢しか落とせないといわれています。歯周病を予防するためには、歯間ブラシ(またはフロス)の使用が必須と言えます。
 ただし、歯間ブラシは大きさを間違えると歯や歯ぐきを傷つけてしまったり、使っていても歯垢が落ちていないなんてことにもなりますので、歯間ブラシを使う際は、一度歯科衛生士にご相談ください。