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震災ボランティアに参加して  その2(後半) 2011年11月12日

3日目は、ニュースなどでも知られる被害が甚大だった南三陸町の水産加工会社にボランティアに行きました。ナビの指し示す先に橋が落ちてしまっていて立ち往生したりしながら、何とかたどり着いた場所は、ニュースでみたままのがれきと崩壊したビルが広がる光景でした。車中の私たちは言葉を発することができませんでした。

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整備工事で行きかうダンプカーの明かりに   復興の希望が見える気がします。
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海岸が見える この地域は36メートルの津波に教われました

なぜかここは居住制限がないということで、海が眼前に広がる場所にプレハブを建てて自宅として再スタートを始められた丸七水産さんが本日のボランティア先です。
 
 
  

丸七水産さんは高橋七男さんのご家族でホタテや牡蠣の養殖業を営まれておられましたが、津波で自宅や加工場資材すべてを失われました。幸いにも近いご家族はご無事だったそうですが、家族会議を経て「水産業をやり直す」と決められ、準備を始められました。私たちは、そのお手伝いとして、女性陣は、ホタテの稚貝を海の中につるす網の仕掛(耳つり用)を作り、男性陣は、その網を海中につるすブイを固定する50キロの土嚢(中身は土でなくダンプ1台30000円の川砂利、50Kといわれましたが体感として80キロぐらいありそうな重さだとのこと)の袋詰と移動作業でした。
 お昼に丸七水産さんのおばあちゃんがお煮しめを作ってくださり、さらに、鰹のお刺身を出していただきました。そのお煮しめとお刺身のおいしかったこと。男性陣は作業で手がしびれて箸を持つのもやっとでしたが、そんなつかれも吹っ飛んでしまう程でした。
 
 
DSCF0970.JPG前列左高橋七男さん。その右となりが
おいしいお煮しめを作ってくださったおばあちゃん
後ろ中央が高橋さんの奥さん和子さん
 

  

「9月に来てくれた九州の人が鰹はたたきでしか食べたことねぇて、言っでたから、父ちゃんが鰹を買ってきたんだ」と笑顔で出して下さる奥さん。笑顔のその姿にただただ頭が下がるのみです。
  高橋さんの奥さんが「花も庭木も植えたんだよ」と津波に洗われた庭に咲く花や木々を見せてくださいました。なでしこや小菊が愛らしい花を咲かせていました。この日もチュウリップの球根を植えて春を楽しみにされていました。
 

 

DSCF0965.JPG愛らしい木々や花々が見る者の心を
なごませてくれます。
 

 

現地では、たくさんのボランティアも活動しています。少なくなったとはいえ、学校から団体で来ている若者や職場から来ている人達。そして、息長く活動している個人ボランティアさん。その姿にも頭が下がります。 

 

DSCF0969.JPGこの日高橋さんのお宅のボランティアにご
一緒したのは、偶然にも熊本の方たちで
専門学校公務員ゼミナール熊本校の
霍口先生と渡邉先生、それに学生さん5名。
楽しく活動させていただきました。
 
現地でボランティアを手配していただいた旅行会社の方が言われました。「たくさん写真を取ってください。そしてたくさんの人に伝えてください。この惨状を忘れないでいてください。」と。今の私たちが如何に恵まれているか。ただ生きるということが本当はどれほど尊いことなのか。人間が困難に立ち向かうとき大切なのは何か。人生において何が必要なのか。自分にできることは何か。自分がしなければならないことは何なのか。様々なことを出合ったすべての方々に教えていただいた気がします。
 私たちが目にしたことは、ほんの一部だと思います。皆さんの笑顔の陰にはたくさんの思いが隠されているのだろうと思います。それでも、その笑顔に逆に私たちが癒されます。

 
 

DSCF0999.JPG世界遺産の中尊寺に観光に行きました。
偶然披露されていた岩手県上閉伊郡大槌町の
吉里吉里獅子の奉納をみることが
できました。
最後の1日は観光をしてきました。世界遺産に指定された中尊寺金色堂では、たくさんの観光客でにぎわっていました。
11月というのに、紅葉にはもう一歩というところでしたが、美しい自然に囲まれた歴史の重みと栄華を誇った藤原氏の迫力を感じてきました。
 東北は食べ物はおいしいし(牛タンは二晩続けて食べ歩きました)、自然も美しい。歴史文化も豊かで 人は優しく、魅力ある土地だとおもいました。

私たちが出来ること 忘れないこと そして、微力でも何か自分に出来ることを続けること。その力が集まれば、東北の皆さんの手助けになれる。

行動することの大切さを実感した3泊4日でした。

最後に、600キロに及ぶレンタカーでの東北移動の運転をずっと続けて安全運転でしてくれた甲斐さん 本当にお疲れ様でした。安全運転ありがとうございました。
 
 

 

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スカイツリーのようなわんこそばの空お椀
甲斐さん 運転お疲れ様!
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名物 わんこそばに挑戦
1人前24椀 おいしかったので完食です。