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仁誠会からのお知らせ

仁誠会のスペシャリストー利用者・患者をサポートする達人たちー(第4弾)

お知らせ 2017/05/26

仁誠会では、「心ひとつ」の法人理念のもと、専門スタッフによる最強チームで、患者さん・利用者さんのサポート活動を行っております。本来の専門職としての技量を十分に発揮した上で、さらに努力を重ね、患者さん・利用者さんをサポートする新たな資格やテクニックを身に着けたスタッフがいます。
そんな『仁誠会のスペシャリスト』を4回シリーズでご紹介する、今回が最後の第4弾です。どうぞご覧下さい。


山本様_M2Y0172.jpgのサムネール画像のサムネール画像《 微生物と戦う戦士 》

臨床工学技士(科長)山本 宗彦
仁誠会クリニックながみね 技士部

突然ですが、血液透析に使用される、水の使用量は御存知ですか?
血液透析をされる時間で使用量は異なりますが、患者さん1人で使用する水の使用量は、4時間透析で120リットル、5時間透析で150リットルとなります。お風呂をためて使用するくらい?の量でしょうか。血液透析を5時間する患者様が10人いらっしゃれば、単純に150リットル×10人分で1500リットルにもなります。多大な水を使用していることが想像できるかと思います。また、血液透析に使用される水の源は水道水であり、飲料は可能ですが、このままでは使用することはできません。水道水には生菌・エンドトキシン(細菌の死んだもの)※以下、微生物の他、アルミニウムなどが含まれており、これが骨軟化症、アルミニウム脳症等の原因となることから、血液透析に使用できる水の基準にするためにも、特別な装置を用い、さらには、装置配管内の定期的な薬液による殺菌消毒を行い、不純物のない 「きれいな透析用水」を作製しています。

採液.pngのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像※透析用水とは、原水(水道水)を濾過、イオン交換、吸着、逆浸透などの方法を用いて処理した水のことです。透析液が微生物に汚染されていると人体にどのような不都合が生じるのでしょうか?血液透析は人工腎臓装置(ダイアライザー)を用い行いますが、この膜を通過して血液に侵入し様々な有害反応を人体に引き起こします。 短期的な症状として、発熱・悪寒(寒気)・震え、消耗・だるさなどがあり、長期に汚染された透析液を使用すると、慢性的な炎症症状・動脈硬化・栄養不良といった、合併症を引き起こす要因にもなります。よって、できる限り生菌やエンドトキシンが含まれない、きれいな透析液を作製することが重要ですし、透析液の清浄化は、われわれ透析業務に従事する臨床工学技士の第一の仕事と考えます。また、透析液は、各透析施設でそれぞれの技士が作製する作品であって、この品質がその施設の患者さんの合併症や予後を左右することを常に念頭に置き、日々の業務に努めています。患者様の一人ひとりの生活の質を維持し、安心された生活をおくって頂くためにも、私たち臨床工学技士は透析液の清浄化に励み、精進していきます。(写真:採液の光景)


馬渕様_M2Y0080.jpgのサムネール画像

《 ICLSインストラクター 》

看護師(主任)馬渕 理嘉
仁誠会クリニック黒髪 看護部

 いち看護師である私が、日本救急医学会認定ICLSコースインストラクターとして認定を受けて約10年になります。
ICLSコースは医療従事者のための蘇生トレーニングコースです。緊急性の高い病態のうち、特に「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を蘇生シュミレーターや実際に用いる器材を用いながら習得することを目標としています。その中でICLSインストラクターは学習目標について、単に教えるのではなくインスチラクターコンピテンシーを用いながらファシリテータ−として関わります。学習者がその中で学んだ内容を現場/現実でいかせそうだという自信/期待を抱けるような学習支援を目標としています。この中で必ずさらに新たな課題が見つかり、毎回学びを得ることができています。仁誠会だけでなく透析や病棟など、あらゆる医療の現場で急変はあります。その時にどれだけ落ち着いて短時間に処置ができるかは、その後の患者さんの蘇生率(目指すのは社会復帰率)が変わってきます。私はそのためのスキルを身につけたい気持ちでICLSコースを受けました。DSC_0098 (2).JPGのサムネール画像
ICLSコースインストラクターの認定を受け活動をすることで、患者対応や同僚への指導は、裏打ちされた知識とトレーニングが必要で「効果的・効率的・魅力的な大人の学びを創る」ということを自分なり理解しはじめました。そのため、私もICLSコースの研修以外の活動にも積極的に参加し、職場では経験できないノウハウを学ぶようにしています。
仁誠会では学ぶ姿勢を持って仕事ができる場所です。そして外部の研修参加もバックアップする体制があり、自分の願い出た休日希望は、よほどの事がない限り取得できます。そこで触発されキャリアアップ、スキルアップを目指すスタッフが多いのも特徴的だと感じます。この特徴と私の経験を生かし、あらゆる場面で、学ぶ楽しさを少しでも多く伝えることができるようにしていきたいと考えています。
(写真:救急蘇生法実施研修の光景)

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