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透析治療を知る上で、まずは腎臓の働きについてお話しします。
| 腎臓は、そら豆のような形をした握りこぶしくらいの大きさの臓器で、腰のあたりに左右対称に2個あります。腎臓の働きでよく知られているのは【尿】を作ることです。 しかし、それだけではなく、いくつもの人間が生きる上で大切な仕事をしています。 |
1.老廃物の処理
| 尿をつくるということ、これは血液をろ過することにより老廃物を排出する働きです。老廃物とは窒素を含んだ窒素系老廃物で、クレアチニン、尿素、尿酸などのことです。これらはタンパク質が体の中で利用された後の分解産物であり、体にとって有害な物なのです。 腎臓の働きが悪くなると尿が出なくなり、老廃物や毒素が体に蓄積し、吐き気や頭痛、食欲不振などの尿毒症症状を起こします。 |
2.体内の水分や電解質の調整
| 1日におよそ150Lの原尿から体に必要な電解質を99%再吸収し、残りの1%(1.5L)を尿として出すことで、体内の体液量や電解質の濃度を一定に保っています。 (電解質とはナトリウム・カリウム・カルシウム・リン・マグネシウムなどの事で生命を維持する上で不可欠な働きをしています。) 腎臓が悪くなり、体液量の調節がうまくいかなくなることで、体がむくんだり、電解質のバランスがくずれると、疲れやめまいなど、体にさまざまな不調が現れます。 |
今回はここまで☆
次回も引き続き、腎臓の働きについてお話します!!
仁誠会クリニック新屋敷 臨床工学技士 島崎




