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●○●腎臓の働きについて Part.2●○● 2011年08月11日
 
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前回に引き続き、今回も腎臓の働きについてお話していきます。

前回は、『老廃物の処理』『体内の水分や電解質の調整』についてお話しました。
そのほかにも、腎臓は大切な働きをしています。


1.造血ホルモンの分泌
血液の白血球や赤血球は骨髄で作られているのですが、これには腎臓も関係しており、造血ホルモンであるエリスロポエチンを腎臓から分泌することで、骨髄に働きかけ、赤血球の生産を促します。つまり赤血球を作る指令を出しているのです。
腎臓病の末期には、このエリスロポエチンの生産が少なくなってしまうため貧血の症状が出てきます。

2.血圧の調節
腎臓はまたレニンと呼ばれる一種の酵素を出すことで、血液中のタンパク質に働きかけアンジオテンシンとよばれる物質を作ります。この物質は血管を収縮させて血圧を上げる働きを持っています。
また、塩分と水分の排出量をコントロールすることによって血圧を調整しています。
血圧が高いときは、塩分と水分の排出量を増加する事で血圧を下げ、血圧が低いときは、塩分と水分の排出量を減少させることで血圧を上げます。
 
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3.効力のあるビタミンDの生産
geka_005[1].gif骨の成分であるカルシウムを骨に沈着させる時に、ビタミンDが必要になるのですが、ビタミンDは体にとって有効な「活性型」にならないとうまく働いてくれないのです。これは活性型ビタミンD3と呼ばれていますが、これを作っているのも腎臓です。
腎臓が悪くなるとこの活性型ビタミンD3の生産が低下し、カルシウムの吸収が妨げられ、血液中のカルシウム濃度が低下し、その血液中の不足したカルシウムを補うために骨からカルシウムが溶け出すために、骨が弱くなるなどの症状が出てきます。
 

今回は2回にわたり、腎臓の働きを簡単にお話させていただきました。
次回は、透析治療の方法と種類についてお話します!!

●仁誠会クリニック新屋敷 臨床工学技士 島崎● 
 
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