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生涯現役!98歳利用者さんが布マスク作りにチャレンジ!

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「これでマスクを作りたい!」。ケアセンター赤とんぼ 通所リハビリテーション科のホールで、98歳のご利用者Kさんがスタッフに見せたのは、日本の伝統文様、矢羽根の柄も小粋な手巾。
新型コロナウイルス感染症対策でマスクの入手が困難になったKさんは、「それならある布で手作りしよう。身に着けるものだから、気持ちが上がるお洒落な柄がいい」と、手持ちのハンカチの中から好みの色柄を選んで持参されました。

通所リハビリテーション科では、「利用者さん一人ひとりの生活の質の向上」を目指して様々なリハビリを行っており、利用者さん自身がやりたいことに、その人らしく、いきいきとチャレンジしてもらえるよう支援をしています。そこで、この日は、指先を使った細かな動作訓練の一環として、リハビリスタッフがKさんのマスク作りを支援しました。
先ずはスタッフがマスクの形に型を取り、縫いやすいよう待ち針を打ちました。あとはKさんが、「縫い目がよう見えん」とこぼしながらも針と糸を手に手際よく縫い進め、年齢を感じさせない根気と集中力で、わずか40分で縫い上げました。

98歳利用者さんが布マスク作りにチャレンジ1
念願のマスクを手にされたKさんは、「女性にとって、素材にもこだわりながら手作りしたものは特別」と満面の笑みで答えてくれました。いつも、プラス思考で様々なことに意欲的に取り組んでおられるKさんです。これからも仁誠会は、利用者さん自身がやりたいことにチャレンジできるよう支援していきます。

赤とんぼ通所リハビリテーション科