5月12日（日）、爽やかな新緑の季節を感じていただこうと、バラ園の鑑賞を計画しました。県民総合運動公園内にある「バラ園」へ利用者さん19名とスタッフ7名でお出かけしました。朝から、さわやかな晴天でまさに散策日和です。車から降りてみると、バラの香りに包まれながら色とりどりの花が、真紅、黄色、クリーム色と道案内のように両側に続いています。

アーチ状に這わせてある赤いバラの天井を見上げながらゆっくり散策しました。利用者さんは「わー、きれいかねー」と気持ちのよい木陰で香りを楽しみながら、お菓子と紅茶をいただきました。

バラの花をみて俳句を披露される方、住んでいたご自宅の庭を思い出され「家の庭にもたくさん咲いていたよ」などと昨日の事のように思い出されていた方など、「楽しかった、良か思い出の出来た」との言葉も聞かれ、後ろ髪を惹かれるような思いで帰路に着きました。帰りの車の中では利用者さんのジョークも飛び出し皆で大笑い。あっという間に時間が過ぎました。

沢幡（看護師）