6月の日曜営業は、フットケアをテーマに行いました。日頃より利用者さんの入浴介助や爪切りを行っていますが、爪が乾燥して厚くなっていたり、割れやすくなっていたりと、病気に気づいていない方が多くいらっしゃいました。そこで、爪に関心をもっていただきたい、併せて、足の爪には体を支え安定させる役割があるため、転倒予防強化を目的に開催しました。

初めに、利用者さんに写真で悪化した爪を見ていただき、ご自分の足の指の観察をしてもらいました。薬用殺菌石鹸と少量の白湯を袋に入れて振り、たくさんの泡をたて、その中に足を入れて足浴とマッサージを行いました。石鹸を泡状にすることで、小さな足の汚れを落とし白癬（水虫）を予防し、マッサージをすることで血流の改善につながります。また足が泡で包み込まれ、気持ちよく洗うことでリラックス出来ました。

利用者さんからは「気持ちのよかね～！」「足が軽くなった！」「足湯に入るよりも気持ちがいいかもしれない！赤とんぼ黒髪温泉だね！」などの声が聞かれました。

その後は爪切りを行いました。足湯の後の爪切りは爪が柔らかく最適のタイミングです。「またやってほしい」と要望がありましたので定期的に開催したいと思っています。ご参加ありがとうございました。

赤とんぼ黒髪　宮野（介護福祉士）