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管理栄養士「臨床栄養を学ぶ会」を開催

仁誠会栄養科では定期的に科内勉強会を実施し、スキルアップにつなげています。臨床栄養
9月のテーマは経腸栄養。胃の構造、経腸・静脈栄養の選択、胃ろうの種類、経腸栄養のメリット、経腸栄養の種類、病態別経腸栄養剤について学びました。その中で胃の構造について、胃底部という名称の意味を知る事ができました。皆さん、胃底部の位置はご存知ですか?胃の上部なのに、胃底部と呼びます。臨床栄養
これは、胃の手術を行うとき、胃より下の部位から開腹するため、そこから見ると胃の中では一番奥に位置することから付けられたそうです。経腸栄養の方は、栄養剤が胃底部へ溜まって逆流しないように投与中や直後は上半身を30~45度に挙上すること、白湯を先に入れて、次に栄養剤を入れた方が逆流や下痢予防に役立つ等、私達の知識としてあった事が、胃の構造と繋がり、理解が深まりました。
これからも様々なテーマで臨床栄養を学習し、利用者さんにより良い栄養ケアが提供できるように努めて参ります。
―赤とんぼ栄養科 管理栄養士―