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新人さん「マシン検定」でステップアップ

  • 2020.06.23

今回は「臨床工学技士」について、皆さんに少し知っていただければと思います。

仁誠会クリニックでは入職してから独り立ちするまでに様々な検定を行なっています。
その中でも、臨床工学技士だけが受けなければならない検定があります。

それは『マシン検定』です。

私たち臨床工学技士は、通常の透析業務に加え、透析室にある医療機器のメンテナンスや点検、透析中に機器が正常に動いているか透析室の見回りや、透析液が綺麗に保たれているかの確認、また透析液の濃度に異常がないか等、患者さんに安全な透析を行えるよう日々努めています。

『マシン検定』は大きく分けて31項目、さらに細かく分けて約145項目もの検定を受け、その検定に合格すると

晴れて独り立ちすることになります。

検定資料

ここで『マシン検定』の項目を2つ紹介します。

「透析液濃度の測定」・・・試薬の種類や採液方法、もし問題があった場合は患者さんにどのような影響があるのか。
「水質管理」・・・水質管理の必要性や水質基準、水質管理の方法等。

これらの『マシン検定』を受け、新人さんが独り立ちするまで、マンツーマンで指導を行っています。
新人さんにとって入職してからの1年間は本当に大変だと思います。
ですが、私たちは患者さんの命をお預かりしているのです。

マシン検定-1

検定を行うことは、知識や行動を確実なものにし、患者さんに安心・安全な透析治療を提供する上で
とても大事なものと考えています。
今年の新人さんからは『マンツーマンで基本的なところから教えてもらえるのでありがたいです!』
『細かく検定項目があるので、今まで勉強してきたことや、入職してから学んだことがしっかり確認出来て、この事だったんだと再確認が出来ました』との声が聞かれました。

これからも皆様に安心して透析生活を送っていただくために、日々努力を続けて行こうと思います。

 

仁誠会クリニックながみね 技士部 島﨑 彩香