医療ブログMedicalBlog

元気で自宅から ~患者家族に寄り添って~

仁誠会クリニック光の森では、元気で自宅から通院できるように、色々なサポートを行っています。

透析中だけではわからない自宅での様子を把握するため、家族と連絡をとり、透析中の様子や家庭での様子を共有し、家族看護につなげています。送迎時に来院されるご家族には声をかけて様子を伺っています。また、筋力低下による転倒の危険性がある患者さんへは自宅訪問を行っています。

訪問にあたっては、住宅改修や福祉用具が必要と思われる患者さんへは、赤とんぼ居宅介護支援事業所の専門スタッフの同伴を依頼し、本人や家族の悩みを聞きアドバイスを行っています。

訪問後も患者さんの体調を考慮し、院内で相談できる時間を看護部が窓口になり作っています。

患者家族に寄り添って 患者家族に寄り添って
Sさんのご自宅へ家庭訪問 Sさんの当院での介護保険活用の説明

下肢筋力低下は運動をすることで維持向上が出来ます。Gさんへの訪問時は低栄養があり、管理栄養士のお手紙付き資料を持参しました。
家族と一緒に具体的な食事や運動のメニューを設定することで、実践へとつながります。今では当院で毎日のニューステップ運動が日課となりました。来年の春には歩いて桜を見に行く目標も出来ました。

患者家族に寄り添って 患者家族に寄り添って
Gさんのご自宅へ自宅訪問 非透析日に来院し運動されているGさん

光の森では運動チームを立ち上げ、運動推進を行っています。
日常生活の中でできる『ながら運動』を作成しましたのでご紹介します。コロナ禍で外出の機会が減っています。ぜひお試ししてください。

―仁誠会クリニック光の森 看護部 赤澤―

自宅での運動自宅での運動