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~2月3日は節分~

節分に行う豆まきは日本の伝統的な行事の1つです。豆まきは邪気を払い、福を呼び込むために、炒った豆をまく風習です。
豆類は栄養価が高く健康に良い食品として知られています。今回は豆類の栄養について紹介します。

<豆類に含まれる栄養>
①たんぱく質
たんぱく質は筋肉や臓器を作るのに必要不可欠で、豆類は良質な植物性たんぱく質源です。
特に大豆は、「畑のお肉」とも呼ばれ、体で作ることができない必須アミノ酸のすべてが含まれています。

②食物繊維
豆類には食物繊維が豊富に含まれ、消化を助け、腸内環境を整える効果があります。

③ビタミンB群
エネルギーや体の代謝に重要な役割を果たしているビタミンB1、B2、B6などのビタミンB群を豊富に含んでいます。

たんぱく質の摂取不足は、筋肉量・筋力低下、疲れやすさ、免疫力低下によるサルコペニア(加齢や疾患によって筋肉量や筋力が減少する状態)など病気のリスク増加を引き起こします。
透析患者さんは、透析に伴う食事管理や活動量の低下・炎症などが原因で筋肉量の減少が進みやすいと言われています。たんぱく質は1食でまとめて摂取するのではなく3食でこまめな摂取と良質な食品(肉、魚、卵、乳製品、大豆製品など)の摂取が重要です。
豆類の中の大豆は、そのまま食べるだけではなく、枝豆やもやし、豆腐、納豆、油揚げなどの加工食品、さらに最近開発されている大豆ミートなどにも使用されています。お肉や魚が食べられないという方は、豆類を献立に取り入れることでたんぱく質の摂取量を確保することができます。
節分の豆を食べる習慣を活用し良質なたんぱく質の摂取など食事を振り返ってみませんか?

―仁誠会クリニック大津 栄養科 管理栄養士―