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赤とんぼ兜で端午の節句!

ケアセンター赤とんぼ通所リハビリテーション科の今年の端午の節句は、巧緻クラスに参加してくださっている方を中心に、段ボールを組み立てて立体的な兜を作りました。

巧緻クラスでは、主に手先を使った作業を通して手指の細かい動きを行う巧緻動作を促しながら作品製作を行っています。手先を使うことは脳への刺激にもなり、認知症の予防にも有効といわれています。段ボールを切る、組み立てた兜に折り紙を貼る、色合わせを考える、顎紐を編むなど、それぞれの利用者さんの得意な作業を活かして工程を分担し、約1ヶ月かけて完成しました!

 

兜-4

 

兜-1

 

兜はみなさん昔から馴染みがあり、製作をしながら「うちではこんな兜を飾っていたよ」「節句には新聞紙で兜を作りよったな~」などみなさん子供のころを思い出しながら話が弾んでいらっしゃいました。

 

兜-5

 

作ってくださった方からの提案で、兜の中央には寿の文字を入れ、赤とんぼの皆さんの厄を引き受け長寿を願う兜となりました。節句の日には、作った兜をみなさんにかぶって頂き笑顔の写真撮影♪ 特に男性利用者さんから好評で、みなさん照れながらも嬉しそうにかぶってくださいました。

ケアセンター赤とんぼ 通所リハビリテーション科 作業療法士 石原・高山兜集合写真-2