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フットケアについて患者勉強会を行いました

仁誠会クリニック新屋敷では、患者さんに毎月適時にフットケアを行っています。
足に病変を作らないためには、“なぜ”フットケアを行っているのかを知っていただき、毎日自宅で足の隅々まで観察することの大切さや、見えない所は鏡を使ったり、ご家族などに協力をお願いされるようお伝えしています。

今回の勉強会では、足の観察をする時のポイントや、爪の切り方等を紹介しました。

◎足のお手入れ
フットケアでは、足を清潔にすることが一番です。足の洗い方、洗った後の水の拭き取り方、保湿クリームを塗るなどお伝えしました。

◎爪の切り方
いつどの位切れば良いか分からず、切り過ぎたり・切らずに放置されている2通りの参加者がおられました。難しい爪の場合は、無理に切ろうとはせずに、医療機関や皮膚科に相談するようにしましょう。

フットケア 新屋敷

靴の選び方
毎日履く靴ですが、選ぶ際の注意点をお伝えしました。自分に合った靴を履くことは重要なことです。

足に病変を作ってしまった場合の対応法
患者さんと一緒に参加されていた御家族の中に、陥入爪が炎症を起こしていましたが、自己判断で処置されている方がいらっしゃいました。自己判断での処置は、却って症状が悪化することを伝え、医療機関を受診することになりました。

患者勉強会を通して、フットケアがとても大切であり、自分の足は自分で守ることを伝えました。
日々の生活の中で意識して頂けると幸いです。
気になることは、お気軽にスタッフにお話しください。

仁誠会クリニック新屋敷 看護部 杉本