スタッフの声Voice of staff

一歩ずつ、確実にステップアップできる場所

  • 2020.12.10  
  • 所属:
    仁誠会クリニック大津
    職種・資格:
    看護師
    名前:
    山下 亜希子
  • マネジメント研修 クリニック大津 看護部 山下

仁誠会ではラダー制度が導入されており、ラダーⅡのスタッフはラダーⅢを目指し、各種の研修を受けています。今回私は「マネジメント研修Ⅱ リーダーシップ」を受けました。

今回の研修で学んだ一番大きなことは、今まで自分の中で漠然としていたリーダーシップの定義でした。それは「リーダーシップとは周りを巻き込みながら目標達成に向かう肯定的な影響力」であるということ、「リーダーシップは仕事であり責任であり信頼である」ということでした。共に働くスタッフの信頼がリーダーシップをとるには必要であることや、リーダーには4つの型があるが、その型にはまろうとせず、状況に応じて臨機応変に対応する必要があるということも学びました。

また、リーダーに求められる4つの要素について、グループワークで行ったゲームを通して学びました。このゲームは1つの目標に向かってそれぞれが意見を出し、どのようにまとめていくか、結果的に目標を達成できるかを点数で判断するというものでした。私は他のメンバーの意見を聞きながら、1つの目標に向かって出される意見にも様々な考え方があり、それらを俯瞰的にとらえ分析し、判断することの難しさを感じました。

リーダーに求められる4つの要素は、どれか一つが欠けていてもリーダーシップをとるのは難しくなるのではないかと思いました。また、そのどれもが今の私には足りない部分で、それぞれをレベルアップさせていかなければならないと感じました。
なかでも、「コミュニケーション力」の「きく力」では3つの「聞く・聴く・訊く」があり、これらは看護を行う上でもとても大切な要素でありスキルだと思いますが、私の苦手な部分でもあるので仕事だけでなく、家庭でも常に意識していきたいと思います。

今回の研修で学んだことを活かし、いつか私がリーダーシップをとれるようになるために、「4つの要素」を常に意識しながら、まずは自分自身の目標を明確にし、それらを達成するための仕事を一つ一つ確実に責任を持って行っていきたいと思います。いずれはスタッフからも患者さんからも信頼される看護師になれるよう、これからも仕事に取り組んでいきたいと思います。