私が選んだ「熊本」と「仁誠会」

私が仁誠会に入職したのは、H20年5月の事で、早いもので10年が経ちました。私が仁誠会に就職した理由は、生まれ育った熊本で両親の近くで子育てをしたいと思ったからです。以前の職場では、透析・呼吸器・内視鏡・心臓カテーテル検査・医療機器管理と日々ローテーションで仕事を行っていました。色々な分野で仕事をしていましたが、転職を考えた時、自分自身が透析分野で通用するのかチャレンジしたいと考えました。県外にいましたが、熊本の透析施設の中で仁誠会は患者数が多く、たくさんの経験やキャリアアップができると思い就職を希望しました。

信頼を掴んだ瞬間

入職し半年程経った頃、機器の新規購入の為、機械室のレイアウトと機種選定を任されました。上司や同僚のサポートを受けながら無我夢中で取り組み、無事に機器が更新された頃には、スタッフから認められ仁誠会の一員になれたと感じられました。

「チャンスの多さ」と「評価の平等性」

仁誠会では、入職間もない頃から大きな仕事を担わせてくれ、私にもたくさんチャンスを与えてもらいました。
また、仁誠会は教育に熱心で、これまでにたくさんの研修と学会に参加させて頂きました。研修や学会で学んだ事を現場へ活用してきました。入職2年で副主任へ、その翌年には主任となり、中途採用にも関わらず平等に評価されていると感じています。

管理の意義

副主任の当初は、同僚や部下の異動に対し、「なぜ?今なの?」と不満を感じることもありました。しかし、今までの組織が良いと感じていても、職員の異動で人間関係や風通しが変わった事で新しい組織となり、それはそれで良いものだと感じる事がありました。これをきっかけに現在では、異動は現状を変える良いチャンスだと捉え、今度はどんな組織にしようか、今まで以上に活気ある組織にしたいと前向きに考えられるようになりました。

管理職への道

現在科長代行として、部下に対し一人一人の将来のなりたい姿をよく聞くようにしています。本人の目標が明確であれば、それに向かって迷いなく進む事ができるからです。目標を持てていない部下に対しては、1つの事をよく考え、学ばせて人に説明できるように教育しています。その様になれば、本人も成長を感じ自信が持てると同時に、周りのスタッフからも信頼を得られるでしょう。その積み重ねで、部下は元気にハツラツと仕事ができる様になり、その事で多くの患者さんを元気に幸せにできると思います。そんな中、私自身も人として、管理者として成長し続けたいと思っています。